デマとか、自粛とか。

震災の数日後、小生も加入しているとあるメーリングリストに以下のような投稿があった。

こんばんは。

(略)

まずは、この度の事態で被害に合われた方、また、そのお知り合いの方々にお見舞い申し上げます。
また、少しでも早い復旧を願っております。

そして、この内容でメーリングを使うことをご容赦ください。

おそらく、既に多くの方々が、可能な範囲でご努力されていることとは思いますが、知人から以下の内容でメールがあったので、つい出きることを…と思ってしまった次第です。

(後略)

—————-
From: (略)
Date: Sun, 13 Mar 2011 19:51:17 +0900 (JST)
To: (略)
Subject: 友達からご協力が来ました

もうすでに協力しているかたもいらっしゃると思いますが

■お願い■

関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。

一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!

こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、祈る以外の行動として出来ないです!

このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!

すぐに以下の投稿でデマ認定されていた。

デマです。

だいたいが、電気の「備蓄」とかバカな用語を使っている時点でNGです。
電気は生き物です。備蓄できたら何もこんな騒ぎは起きません。

関西電力、中部電力の発電所装置は60Hzですが、関東は50Hzです。

相互送電のためには周波数変換変電所という特殊な設備を経由して、直流送電で行う必要がある筈ですが、そこの変換容量はたかが知れているので、仮に経由して関西から関東に送電を行っても関西の電気容量が逼迫する心配は、まずありません。

(中略)

良識ある知識人こそ、疑問のある事柄には疑念を呈するなり、あり得ない、と自ら発言すべきです。それが、少しでも自然科学をかじった者の責務でしょう。

良心に基づく行為を咎める意図ではないことはご理解頂きたいのですが、システムの管理人として、問題提起させて頂きます。

たぶん誰にも罪はなく、良心のままにデマを流してしまう。高度に情報化された社会で、ちょっとした書き込みがすぐに広まってしまう。
でも、やろうと思えばその「うわさ話」が真実かどうかある程度判断できるですよ。たとえばネット検索。一昔前なら高度な専門書でしか調べることができなかったことがネット上に載っているから。だから、「うわさ話」聞いたとき、自分の中でちょっと反芻してみる。ネットで調べる。これも情報化社会、ネット社会のいいところ。あとは、小生たち一般ピープルがどれだけ冷静に、自分の頭で考え、判断し、行動できるか、だ。

こんな話も聞いた。

北海道電力が東北電力に電力を供給している。そのため北海道内でも節電をする流れにはなっているのだが、逆に、節電しすぎて電力需要が大幅に下がっており、このままでは泊原発を止めなければいけないかもしれない事態になりかかっている・・・と。

計画停電と福島第一原発の事故の影響を受けたかのような話だが、ほくでんのサイトを見るとこのように書いてある。

当社では「被災地での電力不足」を支援するため、3月13日(日)から北海道と本州を結ぶ送電線(北本連系設備、設備容量:60万kW)を通じて最大限の電力融通を継続しているほか、東北電力株式会社ならびに東京電力株式会社へ出来る限りの支援を実施しております。

北海道内の電力供給力は十分確保されておりますが、わが国全体では、エネルギー需給が逼迫する事態も考えられます。お客さまにはこれまで以上の省エネルギー・節電をお願い申し上げます。

※ 今回の震災復旧に際して、当社名にてお客さまへ節電に関するチェーンメール等を送付することはございません。

もちろん、小生たち一般ピープルは専門家の言うことを信じるしかないのだが、とりあえず上記のうわさ話は「デマ」だと小生は判断した。

また、震災と電力不足で、各種イベントの「自粛」ムードが広まっている。またイベントを決行するにしても、被害者へのお見舞いと支援活動(募金)をセットにして行う場合が多いと聞く。某プロオーケストラがそのあたりの配慮なく「普通に」コンサートを開いたところ、一般市民から相当数のクレームがついたそうだ。

この時期、絶対的な正しさなどない。非難する声もわかる。

でも、停滞ムードでいいわけない。

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