α7IIIの小指あまり解消・ホールド性向上を目指す!厚めのL型クイックリリースプレートを使ってみるよ!

α7IIIの大きな魅力のひとつがそのコンパクトなボディですが、最大の欠点のひとつが、ボディの小ささからくると思われる「ホールドしにくさ」です。CANONやNIKONのフルサイズ一眼レフの大きさには意味があり、それは「ホールドのしやすさ」なのです。重量級のレンズを付けているときはもちろんのこと、軽量レンズを付けたちょいとお出かけスタイルでも、ボディにそれなりの大きさと重さがあるため、レンズとボディのバランスが良くホールドしやすく、結果的に手ブレなども防ぐことができ安定した写真撮影ができるというわけです。

一方で、α7IIIはボディが電池込みで約650g、マウントコンバーターMC-11込のCANONズームレンズは1kg近くの重量になりますから、どうしてもボディよりレンズ側に重心が偏ってしまいホールドしにくくなります。
そしてホールドしにくさの最大ポイントとも言えるのが「ボディの小ささ」です。カメラは基本的に右手で保持して左手を添えて構えるのですが、右手の小指が余ってしまうのですよね。

小生の手はそんなに大きくはないはずですが、こんな感じで小指がボディの下に来てしまいます。今付けているCANONの40mmF2.8や、キヤノンの撒き餌レンズとして知られる50mmF1.8などの軽量コンパクトな単焦点レンズでスナップする程度なら、ホールド感の無さはそんなに問題ないのですが(もちろん、お手軽なスナップでも素晴らしい画を吐き出してくれる優秀なカメラです)、重量級のレンズを付けたり、軽量レンズでも露出設定をいろいろと忙しく変えたいときなどは、途端にホールド感の無さが露呈します。

例えば、前後ダイヤルをすぐ回せるように親指と人差し指を各ダイヤルに沿わせると、このようにまるでカメラを”つまむ”ような、危なっかしい持ち方になってしまいます。もちろん左手をしっかりと添えていればカメラを落とすようなことはないのですが、右手だけでもっと安全に保持したいものです。

そこで、このようなL型クイックリリースプレートを購入しました。

6Dや5D3用にも所有しているクイックリリースプレートですが、底面が約2cmもの厚さがあります。

縦構図で三脚に固定する際に使用する側面部分は取り外し可能です。また1/4のネジ穴がいくつも切られていて、各種アクセサリーなどを取付可能です。

しっかりとした造形で、工業製品としての加工精度の高さが垣間見えますね。

カメラ底面と接触する部分はこんな感じ。

プレート底面はこのような造形になっています。ネジが3つありますが、上から、3脚用のネジ、側面プレートの位置調整ネジ、一番下がカメラ本体の三脚穴と接続するネジです。各ネジは付属している4mmの六角レンチで緩めたり締めたりするわけですが、このプレートの下部には六角レンチを収納する場所があります。

こんな風に、3箇所に磁石が仕込まれていて、レンチをしっかりと保持できます。通常の運用では落下する気配はありません。レンチを常に保持しておくことで、出先でのプレート着脱が容易になります。

側面プレートは取り外すことができるほか、カメラ側面との距離を調整できます。側面にある各種コネクタ類をフル活用するときに、ここのスペースを調整すると便利そう。

α7IIIとプレートの大きさを比較。ファインダー部を除くとα7IIIの高さは7cm強なので、このプレートを付けることでα7IIIは30%ほど高さが高くなるということです。

底部から六角レンチで締め付けます。相手はカメラの三脚穴ですから過度なトルクは禁物!レンチの短い方を持ってトルクを掛け、レンチがこれ以上回らないかも・・・くらいで止めるのが良さそう。

取り付け完了!カメラの存在感が否応にも増しました。

側面プレートは、ストラップ用三角環と干渉しないようになっています。

後ろから見たところ。納まりもよく完璧な出来とも思えますが、実に些末な不満ポイントが一つ。左側の三角環に付けているアンカーのところにストラップを取り付けるわけですが、時々C3のカスタムボタンが押ささってしまい、C3にとりあえず登録しているフォーカスモード選択画面が意図せず起動してイラッとすることがあります。当初、原因不明でフォーカスモード選択画面が出てしまい不審に思っていましたが、原因がわかったので運用でカバーしようとは思います。

電池蓋の開閉は問題なし。電池の取り出しも大丈夫です。

側面プレートと側面コネクタ蓋との干渉はほぼありませんが、左側のマイク入力を覆ってる蓋は、側面プレートをカメラ本体に最も近づけているときはほかの蓋と干渉するので、マイク入力を使うときは側面プレートを5mmくらい引っ張り出したほうが、なにかとストレスなく運用できそうです。

アンカー取り付け位置は少し悩み中です。上の写真のとおり、電池ボックスの部分に取り付けられるのでGWの旅ではここに付けていましたが、ここだとカメラが身体に当たりがちなので、下の写真のようにプレート中央部に取り付けてみています。ただこの製品のこの部分は面取りされていないのでアンカーの紐部分に負担をかけそう・・・ということで、アンカーに付属の楕円形スプリットリングと一緒に取り付けてみました。

ここだと、アンカーを使わないときはこんな風にプレート内へしまっておけます。

プレートの重量はおよそ170g。

α7III+MC-11+EF40mmF2.8で901g。いちおうこれが、小生の現状での最小構成です。
ちなみにEOS6D+EF40mmF2.8ではおよそ900gですから、ほぼ同じ重量です。

これにプレートを装着すると、1,075gとなりました。小型ゆえにずっしりとした金属塊といった感じです。

さてこのプレートを付けたことにより持ちやすくなったかというと・・・

断然持ちやすくなりました!小指と薬指の半分がプレートの出っ張りにおさまり、右手の指全部と手のひら全体でカメラ本体を包むようにホールドできるので、安心感は桁違いです。底面が薄いタイプのプレートも流通していますが、よりホールド感を向上させたい方は、この厚いタイプのL型クイックリリースプレートを使ってみることをおすすめします。

もちろん、アルカスイス互換クランプでの使用も問題なし!

ところでお気づきの方もいるかも知れませんが、smallrigというメーカーから同型のプレートが市販されています。

smallrigはL型クイックリリースプレートだけではなく、様々なアクセサリを製造・販売しています。プレート前面の2つの穴も、MC-11を保持するために同社から出ているパーツを取り付けるためのネジ穴ですし、側面プレートに取り付けるコールドシューや、カメラ全体を覆うケージなど、アクセサリの数は枚挙にいとまがありません。
翻って小生が購入したプレートは、smallrig社製より2,500円近く安価に流通しています。これは・・・もしやコピー商品!?というか、smallrigのOEMなのかも。
写真を見る限りですが、小指が当たる部分の仕上げなどはsmallrigの方がなめらかになっているようにも見えますし(小生のは少し直線的な仕上げなので指への当たりが気にならないではない)、同じ金型から製作しているけど、途中の工程をカットした別ロット品?なのかも。
ともあれ、実用重視なら小生の購入したものでいいと思いますし、smallrigのロゴが入ったものがよければ、そちらを購入したらいかがでしょうか。

さらに余談ですが、お決まりのaliexpressではさらに安価にOEM品が販売されています。急ぎ必要ではない方はaliexpressで探してみてください。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)


- Rental Orbit Space -