プレスポのフォーク回りを分解掃除しグリスアップした!情報管理の重要さを痛感した!

今日は午後から時間が取れたので、うちにある3台の自転車のメンテナンスを行いました。

奥からプレスポ”若草号”、メック”ピネロロ”、あさひの小径車”青号”の3台です。ピネロロと青号はチェーン清掃と注油、ブレーキ、変速機など各可動部への注油と掃除を行いました。若草号はそれらに加え、スプロケの掃除、前後ホイールのリムのクリーニング、クランクを外してチェーンリングの掃除、フロントブレーキの分解掃除など行いました。各部がきれいになったし、さて組み直すか・・・と思ったときひらめきました。若草号のフォーク回りはまだいちども分解掃除したことがありません。フォークを車体に保持しているヘッドパーツ回りにはベアリングが入っているため潤滑が必要なのと、下玉押しは雨水が溜まりやすく錆びやすいためこれまた定期的なクリーニングが必要になります。ヘッドパーツの分解には特殊な工具は必要ありませんので、いつやるの?今でしょ!とばかりにチャレンジしてみることにしました。

まず下準備として、フロントブレーキをケーブルごと取り外しておきます。シフトケーブルとリアブレーキケーブルはそのままで作業しました。

トップキャップの引き上げボルトはゴムのフタで隠されているのでそれを外して、5mmの六角レンチでトップキャップを外します。

トップキャップを外すとフォークコラムの中に打ち込まれたスターファングルナットが見えます。ステムは2本締めなのでそのボルトも外します。こちらも5mmの六角レンチで外せました。

ハンドルをステムごと外します。ハンドルを何らかの方法で車体に固定しないとこのあとの作業が非常にやりづらくなります。小生は固定しなかったので作業に甚大な影響が出ました(笑)真面目な話、タオルなどで養生してトップチューブにバンドなどで結びつけてしまえばよかった・・・

スペーサー3個とダストシール?を外すと、玉押しとその下にベアリングが見えました。ベアリングはリテーナー(保持具)に納まっています。ちょっと茶色になっているので錆などが心配です。

フォークを引き抜きました。この時点で、自転車本体を安定して保持することができなくなり、作業性が大幅に落ちました。小生が持っているディスプレイスタンドではもう対応できません。フレームで車体を保持する作業台が欲しくなりました。

こういうやつね。これは飯倉氏もショップで使用されているプロ用ですが、スタンドに載せたまま力を入れる作業もできるそうです。でも置き場がない・・・折りたたみできる多少安価なものも売られていますが、こちらは力の掛かる作業はたぶんできません・・・
ともあれ、作業台がないのはどうしようもありません。割り切って、地面に養生して寝かせてしまうのも手ですね。小生は無理やり立てかけて作業したので非常にやりにくかったです。

作業性の悪さに辟易しながらも作業を進めます。上ワンのベアリングはこんな風に納まっています。ベアリングには、グリスとホコリが混ざった粘土状の汚れがこびりついていました。

ベアリングを取り外し上ワンをクリーニング。虫食いなどなく、きれいな状態でした。

ベアリングをパーツクリーナーでクリーニングしました。こびりついた汚れは歯ブラシでゴシゴシ。汚れを落とすとびっくりするほどきれいになりました。

さて下ワンのベアリングも外してクリーニングしたのですが・・・まずはこびりついた汚れをウエスで拭き取ろうとしたところ・・・リテーナーが思いのほか柔らかく、形が崩れてベアリング球が何個か外れてしまいました!!これは不覚!上ワンのベアリングのクリーニングしたときみたいに、パーツクリーナーと歯ブラシで優しく掃除すればよかった・・・

右が歪めてしまったリテーナー。ある程度形は整えましたが、これ以上いじくってベアリング球がボロボロ取れてしまったら再生不能になってしまうので、この程度でやめました。思わずため息が漏れてしまいますが、いい経験になりました、と思うことにします。

気を取り直して、フォーククラウンを掃除します。フォーククラウンは下玉押しでもあり、この部分と下ワンとで、ベアリングを挟んでいるわけですね。

さて各部をクリーニングしましたので、このあとは適宜グリースアップしながら組み直していきます。グリスは定番のshimanoプレミアムグリスですが、細かい部分にグリスを効率よく注入するためにチューブタイプを使用しました。チューブのノズル先端をカットするのに使ったのはKNIPEXのニッパー。最高峰のニッパーですので思わず手に入れてしまいました。使用感は・・・切れ味も握り心地も最高です!

組み直しですが・・・記憶を頼りに行ったので何だか分からなくなってしまいました・・・仕方ないのでタブレットで調べながら作業するという情けない有り様に・・・

こちらのサイトをまずは拝見しました。
カワセミ自転車記[クロスバイク プレシジョンスポーツ編]:メンテナンス:ヘッドパーツのグリスアップ
プレスポのヘッドグリスアップをやってみる | とらです
はじめてのヘッドパーツグリスアップ : N.E.T's diary
いずれの方も取り外したパーツの順序、向きなどをきちんと把握しています。小生もそうしておけばよかった・・・!と歯噛みしたところではじまりません。写真をありがたく参考にさせていただくことにします。とはいえ、年式が違うせいか、パーツや組順が若干違う気がします。

かなり迷走しています。この写真は間違いなので参考にしないでください(笑)混乱の原因になったのは、ベアリングの向きと、ベアリングの上にはめている黒いパーツ。このパーツ、フォークを抜いている作業中にポロッと取れたので、下ワンのパーツかなと思っていました。こんな感じで、ベアリングのリテーナーを定位置に保持するパーツかな・・・?

そう信じて、グリスをたっぷり付けて・・・と。

フォークを挿してみると、隙間が空いてしまう!小生の以前の記事を見直して、この部分の納まりを確認すると、ピッタリと納まっている!何かおかしいぞ!

もしかして、さっきの黒いパーツはベアリングより下だったか!?(注:この写真も間違っています)

いや違う!そして上ワンの収まりもおかしいぞ!!

まず落ち着け・・・!

まず疑わしいのは、例の黒いパーツ。下ワンから外れたように思い込んでいるのですが、明らかに収まりが悪いし、もしかしたら上ワンのパーツかも!?そして上ワンにも隙間が空いてしまっているということはどういうことだろう。上ワンのパーツのうち、コラムスペーサーに表裏はないし、トップキャップ、ダストシールの向きは間違えようがないし、玉押しの向きも間違える要素はない・・・ということは、何となくこの向きかなと思って入れたベアリングのリテーナーの向きが間違っているのか!?

あらためて調べると、こちらのサイトを見つけました。

ヘッドセット グリス清掃 | その他 プレシジョンスポーツ – みんカラ

こちらによると、例のパーツはどうやら上ワンのパーツらしいぞ!そしてベアリングのリテーナーの向きについてリンク先のサイトで紹介されていました。

【詳しい方教えて】ヘッドパーツのベアリングの向きについて【ヘルプミー】 : ピチピチブログ

結論から申しますと、リテーナーの向きが思っていたのと逆だったようです(笑)リテーナーの形状によって、上下というか表裏を判断して組み付けるのが正しい処方のようです。

思い返せば、この記事の最初の方で紹介している分解過程の写真で、ベアリングの向きが正しく撮影されていましたね(笑)つまり、リテーナー側がワンに納まるように組むのが正解なわけです。そして例のパーツも、上ワンのベアリングがちょろっと見えている写真で、上玉押しの内側にピッタリとはまっていますね。あまりにぴったりすぎて、別々のパーツに見えませんが(笑)

リテーナーの向きを上下とも直し、例のパーツを上ワン側に組み直して、ようやくヘッドパーツが収まりました。引き上げボルトをよろしく締め込み、ステムをフォークに対して正確に直角になるように調整し本締めして、コラムの固定は完了。ブレーキを組み付け、ワイヤーなどを調整し、近所を軽く走って問題がないことを確認し、ようやく作業完了!・・・疲れた・・・

今回は、初めての作業だったにもかかわらず、情報管理の甘さを露呈させてしまいました。反省と今後の参考のために、ヘッドパーツの組み順を絵に書いておくことにします。

どうでしょう、けっこう解りやすい絵だと思いませんか(笑)上下があるパーツは正しい向きで書きました。

上から、トップキャップと引き上げボルト、コラムスペーサー(3個)、ダストキャップ?、小生を惑わせた例の黒いパーツ(上玉押しを保持するパーツでしょうか?)、上玉押し、上ベアリング、フレーム、下ベアリング、フォークの順になります。ベアリングは上下同じですが、歪めてしまった方は上にしました。上なら、リテーナー部分を下にして保持できますので、ベアリング球がこぼれ落ちる心配が少なくなります。

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