洗練された舞台芸術に感動です

先日、はじめてオペラを見ました。北海道二期会の『フィガロの結婚』です(二期会のサイトには意味もなくサイズの大きな画像が多用されているので、ナローバンドの方はもちろん、ADSLの方も注意!)。実際には本番を見たわけではなく、ランスルー(通し稽古)を見たんですけどね。

フィガロの結婚 – Wikipedia

あらすじなんかは上記サイトを見てください。観劇してとにかく感激したのは、トータルでのクオリティの高さですね。演出家をはじめとする舞台屋さんの仕事も素晴らしいし、もちろん生演奏の音楽もいい。なにより、キャストのレベルの高い演技に圧倒されました。ソリスト級の歌唱力で歌いつつ演技も行う。ソリスト級という言葉にピントこなければこう言い換えてもいいかも。ベートーヴェンの交響曲第9番は大変有名ですがその第4楽章に4人のソリストと合唱が入ることはご存知でしょう。そのソリスト達と同等のクオリティであるということです。

小学校低学年の頃、学芸会で劇をさせられてましたが当時はつまんなかったものでした。オペラも、平たく言えば劇ですよ。つまり、声楽家としての歌唱力、俳優としての演技力の結晶でありながら、原点は小学校の劇なんです。なんということだ!

ちなみに・・・これにダンス要素を加えたものが劇団四季クラスになるんでしょうなあ。いやいやまだまだ。彼らは何ヶ月ものロングランとかやってるんだから、それこそ何ヶ月もの間自分のコンディションをベストに保つ自己管理能力も必要になってくる。すさまじい世界です。

フィガロを見てから、改めて『アマデウス』を見直してみました。アマデウスでも、『後宮からの誘拐』『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』を上演するシーンがありますが、だいたいそんな感じですね。ただ、演出家の仕事によるところも大きいとは思いますが、二期会のフィガロはもっとシンプルに、最小限のセットと照明のみで上演されたので、アマデウスのそれよりも清楚な感じがしました。

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