Mi MaxのFOMAプラスエリア化と動作検証を行いました。ほぼ成功です。
中華スマホXiaomi Mi MaxはSIMフリーのスマートフォンですがdocomoのFOMAプラスエリアに対応していないので、対応させることにしました。
手順は以下のサイトのとおり。大感謝しながら引用させてもらいます。
Xiaomi Mi MaxのFOMAプラスエリア対応化手順 – today’s ∋シナ冫〒
丁寧に説明されているので手順どおりにやればOK。手順がうまくいかない場合は放置せず、ネット検索するなりして一つづつ解決してから先に進むのが鉄則です。そうでないと結果が得られませんし、うまく行かなかった場合の原因究明にかえって時間がかかってしまいます。
さてここからが重要です。プラスエリア化の方法は多くのサイトで紹介されていますが、実際にプラスエリア化が成功しているか検証し、その内容を報告しているサイトはほとんどありません(先ほど紹介しているサイトでは検証していました)。検証の方法としては、実際にプラスエリアに行ってスマホが繋がるか確認する方法と、root所得済みスマホで使用できる特殊なアプリを使って、現在掴んでいる電波の詳細をチェックするという方法があります。小生は前者の方法で検証しました。
すなわちFOMAプラスエリアを探して、そこに行くという検証方法をとります。FOMAプラスエリアはNTTドコモのサイトで調べることができます。
ありがたいことに札幌市内はほぼすべてのエリアがFOMAエリアで、プラスエリアは山の山頂付近などを除けば峠の道路などのみ。道路には車を停めることができないので、車を停められそうなプラスエリアを探したところ、定山渓から朝里川温泉へと抜ける道道1号線のさっぽろ湖付近がプラスエリアであることを発見。
こちらのマップの中央に細長く見えるのがさっぽろ湖です。展望駐車場がいくつかあり、夏ならいい景勝地なのですが・・・
真冬ですのでこんな風景です。さて、プラスエリア化を施した小生のMi Maxはというと・・・
googleマップを開いてみました。右上を見てください。Hの表示とともにアンテナピクトが4本表示されています。HはFOMA High Speedを表し、ざっくりといえばFOMAの電波を掴んでいることを示します。つまり、プラスエリア化はたぶん成功!しました!やったー!
・・・どうして「たぶん」なんて煮え切らない事を言うかというと、今掴んでいる電波がFOMAプラスエリアの電波なのか、それとも通常のFOMAエリアの電波か、区別をすることが小生にはできないからです。上に示したドコモのエリアマップによればこの場所は確かにプラスエリアなのですけど、これはあくまで理論上のこと。この場所は通常のFOMAエリアから十分に離れているとは思いますが、だからといって通常のFOMAエリアの電波がこの場所で絶対に掴めない、ということではないのです。この部分を検証するには、やはりroot化して専用のアプリで検証するしかないですね。
ところで、実験や検証の説得力を高めるには対照実験を行わなければなりません。実は数日前にも小生はここに来ているのです。写真などは面倒なので紹介しませんが、別のサイトの手段でプラスエリア化したMi Maxを持ってここに来てみたのですが、残念ながら圏外になってしまいました。プラスエリア化は失敗していたのです。比較として、Redmi 4 PrimeにSIMカードを差し替えて検証してみたところ、こちらはそもそもプラスエリア化をしていないので当然のように圏外になりました。さらに比較として、FOMAプラスエリアに対応しているZenfone2にSIMを差し替えると、当然ながらプラスエリア電波を掴みました。なおかつ、Zenfone2は800MHz帯のLTE(Band19)にも対応しているので、この場所で4G電波も掴みました。
以上のことから、次のことが分かります。
①この場所はFOMAプラスエリア、800MHzのLTEエリアである
②XiaomiのMi Max、Redmi 4 Primeは、デフォルトではFOMAプラスエリアに対応しておらず、この場所では圏外になる
③某サイトの手順では、Mi Maxのプラスエリア化は失敗した。ただ手順の間違い、小生の手違い、おま環の可能性あり
④今回の方法をとったMi Maxはこの場所で3G電波を掴むようになったので、Mi Maxのプラスエリア化はたぶん成功した
終わり。
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