何を期待したわけでもないけれど。

というか、小生は何を期待して行ったのだろう。いやむしろ、それでもガイナックスなら、ガイナックスなら何とかしてくれる!って感じで、虚心だったような。そういうわけで、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序を見に行きましたのでございます。

・・・いちおうネタバレなので、続きは下のリンクから。


一言で言うと、今回の映画「序」は、TVシリーズ1~6話のリメイクです。以上。

・・・これで終わるのもなぁ。

好意的に解説すれば、劇場版はともかくTVシリーズはもう締切日がきっちり決まってるので、多少のクオリティの低下というか、妥協は仕方ない。実際、TV後半では締め切りが間に合わず、TV25、26話はすでに放映済みの話から素材のリミックス、リサイクルで全く異なった終末が描かれた(という説は遍く広まっている)。それ以外にも、TVは作画監督の違いなどから作画クオリティが変化することがままあるため、単一の映像作品にするには統一感に欠けるものがある。

新世紀エヴァンゲリオン – Wikipedia

そのあたりを調整し、本来の結末である「Air/まごころを、君に」を加えたのが劇場版シリーズである。

んで、今回の映画「序」は、TVシリーズ1~6話のリメイクです。

細かい違いはあるんですよ。例えば、冒頭、第3使徒サキエルが登場するシーン、海の色は真っ赤。これを見たとき、小生の脳裏に蘇ったのは「まごころを、君に」のラストシーンの真っ赤な海。でも・・・そのあとの、シンジが公衆電話を使っているシーンなんかは大体同じ。でも、セリフは同じでも、新しく収録しなおしてるのかな・・・って気はした。そのほか、一瞬レイの制服姿が見えた後レイの瞳のアップが付け加えられてるとか、NERVロゴやゼーレのロゴが変わっているとか、KIRIN、LAWSON、UCC、フリトレーなんかのロゴや商品がおおっぴらに使われていた。ビールはもちろんKIRINラガーとエビス。他にも、NERVのIDカードがICチップ付きになったとか、第4使徒シャムシエルの腹に脊椎とぞわぞわうごめく気色悪い脚がいっぱい生えてるとか(旧版では、紫色の脚だったが、本作では骨の脚になってた)、その他いろいろ。全体的に効果的なCGを多用して前作よりリアルになっている。例えば第3新東京市のビルが収納されたり兵装ビルが出現したりするところや、NERVの発令所の画面とか、エントリープラグをモニターしてる画面とか。曲も新曲もあるし、新アレンジもある。宇多田ヒカルがエンディングとか歌ってるが、まあこれは別にどうでもいい。極めつけは、第5使徒ラミエルとの戦闘シーン。なんといっても、ラミエルがいろんな戦闘形態に変化する。NERV本部に向けて穿孔するドリルもデザイン一新。ラミエルをポジトロンライフルで狙う初号機だが、第1射は腹ばいで、第2射は旧版どおり片膝で。撃破後、シンジは初号機をかばって大破した零号機のプラグからレイを救い出す。ここは旧版と同じだが、旧版と違い、レイはゲンドウの眼鏡を持っていた。あと、旧版ではシンジの「笑えばいいと思うよ」のあとレイが見せる妙に明るい笑顔が大不評だった(もちろん小生もあれにはガッカリ砲を発射してしまった)が、本作では劇場版と同じく控えめというか、美しい笑顔になっていた。これにはほっとした。あと、ヤシマ作戦前にミサトはシンジを連れセントラルドグマへ。このタイミングで磔にされているリリスの存在が明らかになる。そしてラストシーン。月の地表に並ぶ棺桶。その一つから、なんとカヲルが姿を見せている・・・

というわけで、突貫作業で作られたTV版を丁寧に作り直した、という印象を持った。もちろん、TV版でも細かいこだわりは満載だったが、さらに洗練され、とにかくアイデアを全て形にしたって感じ。でも、ストーリーは同じ。今回の映画の続編「破」(「は」と読む)は独自の展開となるらしいが・・・!?

という感じで今日の感想を走り書き。ちなみに、パンフは売り切れ・・・

1件のコメント

  1. (アニメ感想) ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序を見て

    コンティニューvol.35
    あのエヴァンゲリオンが12年ぶりに復活!!今回は、旧作のフィルム映像は使用しないで、現存する原画から新たに撮り直し、新作カットを大幅に付け加えたと言われています。さて、現代に蘇ったエヴァがどのようにリメイクされたのでしょうか。*なお、…

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