出版社の意向に左右される、という業種もある

楽譜と著作権:売れている楽譜はすべて著作権切れ
International Music Score Library Project – Wikipedia

テキストデータを視覚化できるエディタというかアプリケーションは数知れずある。これがあるから、例えば青空文庫などはとにかく汎用性があるわけ。エディタが充実してるから、内容をコピーペーストしたり、改変したり、レイアウトを自分好みに変更して印刷したりと、いろいろできる。

楽譜はどうだろう。とにかくデータ化が難しい。単に楽譜をスキャンしたものではそれ以上の何ものにもならない。FinaleやSibeliusなどのWYSIWYGな楽譜組版ソフトのデータでなきゃ、なんにもならん。しかしそれこそ、出版社の財産だ。ソフトのソースコードと同じですな。

著作権の切れた著作を元に作った二次創作物、みたいなものだろうか。これには、著作隣接権や版面権などを主張されても文句はいえない。ただ、元となる著作の性格上、出版社が自社の出版物であることを強硬に主張するのはいかがなものか。

ただ、出版社が出版してこそわれわれは楽譜を手に入れられるわけで。出版物ってのは、昔ながらの紙のものがもちろんいちばん使いやすいが、今後はデジタルデータ化は進んでいくのだろう。100ページにも及ぶパート譜をデジタル化(といっても単にスキャンしただけだろうが)し、専用ディスプレイに映してそれを見ながら演奏する、ということもオペラなど一部ではあるという話も聞いたことがある。

NEUE MOZART-AUSGABE ONLINEなんかもそのうち弾圧されるのだろうか。まあ、画像としてスキャンしたページをPDF化してるだけだからまだいいのだろうが、いわゆるベクトルデータっていうの?例えばSibeliusなどで作ったデータをPDF化したものが一般的になったらすごいことになるだろうな。

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