プレスポのハブをグリスアップ!【フロントハブ編】

ハブというのは、車輪の中心部分の車軸のことです。自転車の車輪の回転を担う重要な部分で、この部分が円滑に動作することが安定した走行に繋がります。このハブのオーバーホールをしてみました。クリーニング、古いグリスの除去、新しいグリスの充填、玉押し調整・・・と、自動車でいう所のオイル交換みたいなものでしょうが、どれも小生には初めての作業ばかり・・・しかも、重要なパーツなので作業に失敗して壊してしまったり、不充分な作業をしてしまい走行中の故障に繋がりはしないかと不安が募ります。まずは下調べを充分に。

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そしてとどめに、小生がリスペクトする飯倉清氏のこのDVD!

工具の使い方とレストアテクニック – サイクルメンテナンスオンラインショップ

2枚組みのDVDで、その名のとおり工具の扱い方に加えホイールの扱い方、ハブのグリスアップ、玉押し調整の際の基本と小技などが解説されています。余談ですが、DVDのほかyoutubeにも大量の動画をアップされていますので、ラジオのように流し見したりして日々いい暮らし飯倉氏をリスペクトしています。

飯倉氏の言によれば、安いハブほど、早めにオーバーホールすればとても長持ちするとのこと。小生の若草号は3シーズン目にして初めてのオーバーホールなのでかなり時期を逸した感がありますが、今からでもやらないよりはやった方がよいでしょう。

これらで予習した上で、いざ作業開始!今回はまずフロントホイールの作業を行います。なぜならリアより簡単そうだから。

初めての作業のうえ、写真を撮りながら作業しましたので、思いのほか時間がかかってしまいました・・・

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フロントホイールを外します。クイック部分が地面に当たらないように、ダンボールで養生します。

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タイヤの現状確認。プレスポにもともと付いていたタイヤで、ほぼ3シーズン乗りました。距離はたぶん3,000kmも乗ってないのでしょうが、ゴムは劣化しますのでこの機会に交換をしてしまいます。

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タイヤとチューブを外し、リム周りの掃除。雨の日も乗ることのある小生の若草号。リムやスポークは大変汚れやすく、素手で触っただけで黒い汚れが付いてしまいます。汚れの原因は、土ぼこりやブレーキシューの削れカスでしょう。

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ハブ周りを現状確認します。グリスと塵芥が混ざった黒いカスがこびりついています。洗剤などでは落ちません。

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クイックシャフトを外し・・・

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ゴム製のダストシールを外すと、ナットと玉押しが見えます。上の6角ナットと、下の玉押しがダブルナットで固定されています。このあと行う玉押し調整のために、まずは現状の確認。ハブシャフトを手でくるくると回してみてどんな感触がするか覚えておきます。くるくる・・・なんか、ゴリゴリしてるかな?

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上のナットはモンキーレンチで回せるのですが、玉押しはそうはいきませんので、専用のハブスパナを使用します。ハブスパナは厚さが3mm程度の薄いスパナです。これはホーザン製のハブスパナで、2本が1セットで600円くらいでした。

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モンキーとハブスパナをうまいことかけてナットを外します。作業風景を撮影しようと思ったのですが・・・無理!上記の参考サイトをご覧ください。これが外れた玉押し。茶色く変色したグリスが薄く残っていました。

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ナットと玉押しを外したらこんな感じ。

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シャフトを抜くと、ボールベアリングが見えました。以外ときれいですね・・・というか、グリスがほとんど残ってない!

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外したシャフト。もう一方のナットと玉押しは、ちょうど良いところで止まっている(はずな)ので外してはいけません。

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ボールを取り出します。振って落とせるものは落とし、取れないものはラジオペンチで取り出します。飯倉氏の教えのとおり、素手では触れないようにします。手が荒れるからとかそんな理由ではございません。素手で触れると手を洗浄したりする手間が増えたり、いろんなところに汚れが移っていくからです。軍手をはめ、汚いパーツに触る時はウエスを使用したり、工具を使います。
あと、便利なのがこのステンレス製バット!100均で200円で買ったものですが、細かいものを置いておいたり、パーツクリーナーや灯油を使っての洗浄を行ったり。汚れてもウエスでさっと拭き取ればきれいになりますので、いろいろと重宝してます。
ボールは片側に10個、計20個が入っていました。

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ボールの現状確認。色がくすんで、ガンメタリック色してるものもありました。もともとはステンレスのきれいな色をしていたはずですので、状態はあまり良くはなさそうです。でもひどい症状の場合は変形したり「す」ができたりするそうですので、交換するほどではなさそうですね。

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玉押しの現状確認。ボールが当たる部分が帯状に削れているのが分かります。安物の玉押しにありがちな状態だそうです。

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もう一方の玉押しには、「す」ができてしまっていました・・・

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内部のクリーニング。傷ついたり錆びたりはしてなさそうです。フランジまわりもパーツクリーナーで掃除します。

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クリーニングが完了したところで、新しいグリスを詰めます。シマノの汎用グリスを指にとって内部に残すように詰めていきます。

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ボールを入れます。入れますというか、グリスの海に埋め込む感じ?これも、指ではなくラジオペンチを使います。小生は100均で買った先端の曲がったラジオペンチを使ってます(上の写真に写っているやつ)。こういう作業には使いやすいです。飯倉氏は、100均の工具でも握り物(プライヤーやラジオペンチなど)は意外と使えるって言ってました。

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シャフトにもグリスを塗りたくります。防水・錆・固着予防の意味もあります。

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シャフトを通し、玉押しのみを装着した状態。はみ出したグリスはあとで拭き取ればOKなので今は気にしません。
このあとナットを戻して玉押し調整を行いました。玉押し調整とは、要は玉押しをどれくらいの力でねじ込むかってことです。このハブはカップ&コーンといって、ボールベアリングを両側の壁で圧迫して固定するという構造です。圧迫が強すぎるとボールと壁がこすれて動きが悪くなり、ハブシャフトがスムーズに回転しなくなります。逆に弱ければがたつきの原因になります。程よい圧迫が肝心なのですが・・・これは感覚的な要素と経験がものをいう調整なので小生には良く分かりません。良く解説されているのは、ハブシャフトを指で回した時に「ヌルヌル」と「ゴリゴリ」の中間くらいの感触ということ。ばらす前の感触は「ゴリゴリ」でしたので、それよりはスムーズに回る調整をした方が良さそうですね。飯倉氏はプロならではの観点で調整のキモを解説してくれていました。
ご想像のとおり、この作業も写真撮影不可能でした!上記サイトを参考にしてください。写真が撮れず小生も残念なのですが仕方がありません。

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新しいタイヤはこれ。パナレーサーのエリートプラス。日本製!25cなのでもとのタイヤより細いタイヤです。

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タイヤとチューブをとっととはめます。チューブは25cに対応しているシュワルベのチューブです。

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タイヤのロゴとバルブの位置を合わせます。ロゴの印刷されたタイヤって、今までがそうではなかったのでなんかあこがれてたのですよねー。ロゴ部分はビニールシートで保護されているので、作業が完了した時点で剥がします。

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このタイヤには回転方向が指定されていますのでそれに従って装着します・・・と言いたいところですが、装着したあとに回転方向が指定されていることに気づきました!偶然にも正確な方向で装着していました・・・

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日本製!

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リアタイヤはまだなにもしていないのでフロントタイヤと比較してみました。タイヤの細さが明らかにちがいますね。トレッドの形状も異なります。

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別角度から。タイヤの高さも違ってますね。

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若草号に装着しました。タイヤが細く低くなったこと、またプリントされたロゴのおかげか、スマートになったような・・・気のせい?

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ハブ周りはこんな感じになりました。ある程度きれいになったかな?

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新しいタイヤ、エリートプラスの売り文句にはこんなことが書かれてました。

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古いタイヤの重さは440gくらい。

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エリートプラスは280g。160gくらいの軽量化になりました。

というわけで、ドキドキのフロントホイールオーバーホールを終えました。後日リヤホイールのオーバーホールもしましたので、その記事はおいおい執筆します。

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